自分に不利になることは間違っても口にしないこと

 

 

 

 

ひゅるり~

 

身体を芯から冷やす針のような風の中、

ときおり香る春の気配に心もほのかに春づく今日この頃

 

原付に乗る肩からも力が抜け、春間近の冷たくも明るい陽気に、

道行く人も車も街も空気もすべて軽やか見える向春の候、

みなさんいかがお過ごしのことでしょうか?

 

僕はバイト先に向かう道中、季節の混ざりあう風を切りながら

鼻歌まじりにバイクを軽やかに走らせていると

京大病院のあたりで右車線を、同じく軽やかに走っていた軽自動車が

交差点の真ん中で突如ウインカーをつけたと思うと、

彗星のごとくたいへん軽やかに左折してきたため、

 

「バギガガッッ」というとても鈍い音と響き合いながら

僕の鼻歌は軽自動車の側面へと吸い込まれていきました

 

チェケローです

 

 

 

 

「…お怪我ありませんか?」とゆっくり降りてきたおじいさんは

京大病院の駐車場に入りたくてあわてて左折してしまったそうで、

そのえらく落ち着いている様子には逆に僕があわてるほどでしたが、

 

警察を呼び連絡先を交換し警察からなんか頭に入ってこない説明を受け、

バイク屋と病院に電話し相手の保険屋から電話があり親に電話したら怒られ、

なんかもう全然軽やかではなくなった最近

 

相手の保険屋さんからの業務的な「お大事になさってくださいませ〜」は

一生かけても慣れることはないとつくづく思うのと同時に、

春に向けてまた病院に通うニューライフが始まる予感がしておりますが、

そんなことはもう気にせず気を取り直して、先日は、

他の劇団のイベントに一人で関わるというニューワークに勤しんできました

 

 

 

 

僕が最近働いているロームシアター京都の1周年記念の一環で行われた

BACK STAGE TRAVELING!」という読んで字のごとく、

ロームシアター京都の BACKSTAGE を TRAVEL するツアーでした

 

その日限りのミュージカル公演を裏側から覗くという設定で

受付ロビーから、普段入ることのできないメインホールの楽屋を通り、

舞台袖 → 舞台上 → 客席 → 3階席 → 外の広場 へと

実際のスタッフも総出でその場その場でさまざまな演出が起きるという

ユリイカ百貨店たみおさん演出による、ハッピーがテーマのツアーでした

 

初めてお見かけする方々に囲まれて不安の塊となっておりましたが、

出会う方全員が優しすぎるという嘘のような環境にテーマの通り、

僕もハッピーな気持ちで各所の音出し作業に徹することができました

 

 

 

 

打ち上げはメインホール3階にあるバーカウンターが会場で、

たいへんオシャレな気持ちでハイネケンを傾けていると

急に子役の女の子たちが寄ってきて

「ダイヤ100個とな!タイヤ6個盗んだやろ!泥棒のおっさん!」という

いわれのない窃盗罪で会場の隅っこの椅子に座らされ、

 

「あたしはカンチョーが得意!」という女の子からはカンチョーを、

「ジャンパー振りまわすのが得意!」という女の子からはジャンパーを、

「ほのかはにらむのが得意!」という女の子からはただ睨まれ、

 

その都度、得意な技を言ってくれる女の子たちに「ウワー」とか言ってると

2人同時にひざに乗られ、蹴られ、振りまわす髪を当てられ、

たみおさんのスピーチを一言も聞けず、

ただただ女の子たちから折檻されるというきわめて謎の打ち上げとなりました

 

挙げ句、「走るのが得意!」とか「料理が得意!」とか自慢大会が始まって

「わたしは星形のおにぎりが作れる!」「あたしハート型!」

「ほのかは作れへんやろ!」「作れる!」「作れへん!」

「じゃあこっち来て!隠し味みせるし!」とかいう内紛が起こってるうちに

目を盗んで走り去りまして何とか事なきを得ましたが、

ともかくも終始ハッピーなイベントに参加させてもらうことができました

 

こんな僕に優しく厳しくしていただいて、本当にありがとうございました

 

 

 

 

こうやって知り合いが増えることは何よりも糧になりますし、

「こういう企画の楽しみはそこでの出会い、これしかありません」と

たみおさんからのメールに書いてあった言葉を胸に

これから僕はますますフットワークを軽やかにしていきたいと思っております

 

たとえ、どんなにきつい仕事でも人がよければ心晴れやかですし、

たとえ、どんなに楽チンな仕事でも人が悪ければ心しめやかですし、

人との出会いは量よりも質、少なくても質のよい出会いをすること、

2017年はこれをモットーとして生きたいと思います

 

僕自身、人に恵まれなくなったら終わりだと思っていますし、

出会いがないと嘆くのではなく、自ら出会いに行く気持ちを大切に、

けっして古い関係もこぼさないように、

もうくれぐれも事故とだけは出会わないように、

 

満腹さんにおかれましても肉欲にとらわれず、

純粋に人との出会いを楽しむという欲のないオープンスタンスで

熱望、慕情、念願の嫁にむけて邁進してほしいと心の隅で願っています

 

がんばれ!マン太郎選手!

 

 

 

12F「THE WILSON FAMILY」のときに

僕が舞台上にふと置いといたipad miniを使って

得意の自撮り写真を残しておいてくれた満腹さんの謎の表情を最後に載せて

今日はもう寒いのでこのへんにします!

 

満腹さんの出演された「心は清経」を観てきた話はまた今度〜

じゃあね〜

 

 

 

 

THE ROB CARLTON いろいろめんどくさいこと考えたい年頃 チェケロー

 

 

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