好きなものは人に伝えておくのが吉

 

 

 

 

 

パワー!

 

 

ふと顔をあげたらもう2月もおしまい、

僕が毎年心待ちにしている桜のシーズンが気づかぬ間に来ていて、

公演の差し入れにみる「桜味」に鼻息を禁じ得ない今日この頃

 

今年の僕たちがいつもにまして春の到来に鼻息が荒くなるのは

白い息を吐きながら稽古場に通った、

THE ROB CARLTON 15F「マダム」の幕がおりたからであり、

さらに大阪・東京あわせて1,500名ものお客様にお運び頂いたことは

最大の鼻息をもって御礼を申しあげなければいけません

 

2ヶ月の稽古をともにし、その華麗なる演技で

「マダム」を力強くも繊細に体現してくださったキャストの皆さま、

初めての東京進出で僕たちを技術的のみならず、

精神的にも支えてくださったテクニカルスタッフの皆さま、

これまで我々が大切にしてきたチケットの手配や場内の整理など

公演の縁の下を支えてくださった制作スタッフの皆さま、

 

いつもスーパーデザインで公演に華をもたらしてくれるヒカルさん、

美しいドレスと柔らかな人当たりで公演を包んでくれた衣装のナツキさん、

ファインダーから公演を鋭く温厚に切り取ってくださったムッシュさん、

驚きのメイク術で男性を女優に仕立ててくださったメイクのマリさん、

安定の走行で大荷物を運送してくれたトラックの運転手さん、

連日おにぎり弁当を届けてくれたお弁当屋さん、

 

もうお世話になった人を挙げるといとまがありませんが、

何よりも劇場まで足を運んでくださった皆さまに、

僕たちは最大の感謝を送らないと気が済みません

 

「マダム」に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました

チェケローです

 

 

©︎Toru Imanishi

 

 

こんなにたくさんの方が関わってくださっているなんて

僕たちは恵まれてるとしか言いようがありませんし、

しばらく公演の余韻がすごい日々となりそうですが、

こんなにも終わってほしくない、まだ終わった感じのしない公演は

過去7年間の中で最高レベルのものとなりました

 

大阪での1,000名動員はこれまでの僕たちの目標でしたし、

大きな糧となったのは言うまでもありませんが、

ただこれに諸手をあげて喜ぶのではなく、ひとつの通過点として、

粛々と次回公演に向かうのみだと兜の緒を締めているところです

 

ただ、「マダム」に関しては初めて東京公演を行う念願さと、

「東京へ行く」というただのおのぼりさん要素が相まって

忘れようにも忘れらない公演になりましたし、

我々がその東京にて浮かれる様子を今日は記してみようと思います

 

 

 

 

京都駅から21:50発というやや早めの夜行バスに乗り、

「甲府経由 新宿ゆき」というやや謎のルートをとる行程のおかげで、

聞いたことのないSAで満腹さんが最悪のポーズをとっていたり、

 

 

 

 

8:20にバスタ新宿に降りたったあと、

別に何をするでもなくマクドナルドにて時間を消費したり、

 

 

 

 

宿に荷物を置いたあと最寄りの上野広小路駅周辺を探索し、

「精をつけるためにがっつり食べたいね」と話していると

満腹さんが「『ステーキとらや』があるわ」と言うのでついていったら

『山・スキーとらや』やったり、

 

 

 

 

寒いのにソフトクリームを食べたり、

 

 

 

 

みんなで銭湯にいって、ダイチさんと僕が並んで体を洗っていると、

僕たちの後ろでシャワーに向かった満腹さんが座るやいなや、

何やらおじさんに声をかけられていて、

(うわーさっそくなんか怒られてる)と思っていたら

「鎌倉のお坊さん?」と声をかけられる謎のハプニングやったり、

 

 

 

 

二段ベッドが4つ置いてある合宿感のすごい宿にて、

ただただ楽しく幸せな夜を過ごしたりしました

 

 

 

 

こんなに幸せなことがあっていいのかなと不安になるくらい、

僕は幸せを感じた公演となりましたし、

日常では決して得られない経験をさせてもらっているなあと感謝しました

 

何より感慨深い気持ちになるのは

京都から同年代の仲間と一緒に東京まで来れたこと、

川下さんが父のごとく僕たちをバックアップしてくださること、

第一線で活躍する三上さんが心から寄り添ってくださったこと、

東京初日のカーテンコールでボブさんが万感の挨拶をしていたこと、

 

本当に心から湧いてくる感情というのは

言葉にできないんだなあということを噛みしめている僕です

 

 

 

 

終演後にお客さんが「チェケローさん」と僕にまで声をかけてくださること、

東京で「進出おめでとうございます!」と手を握ってくれたこと、

これらは本当に言葉にできない瞬間でしたし、

 

僕に「CHECKERO」とつけてくれた高校の友達が観に来てくれて

「CHECKEROはいつもいいチームにいますね」と

アンケートに書いてくれたこと、これは本当に心にくる瞬間でした

 

これもひとえに15F「マダム」に限らず、

過去公演に関わってくださったすべての皆さまのおかげですし、

これからも軽率に浮かれず、次回16Fにむけて精進してまいりますので、

どうぞこれからも激アツのご声援のほどよろしくお願いいたします

 

たくさんの感情にあふれた東京進出であったことに改めて感謝をお伝えして

これを本日のブログとかえさせていただきます

 

京都に帰ってきてとんでもない脱力感に包まれていますが、

僕は桜味の探索を糧に、徐々に日常を取り戻していこうと思います!

それではね!

seeyounextstage!

 

 

 

 

平成30年2月27日    ブログ担当大臣    CHECKERO

 

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