「どの季節が好き?」『春か秋』はもう飽きた

 

 

 

 

 

 

あっいっうえお〜

 

 

秋の空にふわりと浮かぶ雲がのびやかに見えるのは

夏をのりこえて伸びをする自分の心をどこか映しているようで、

よく晴れた風の冷たい朝に、ふと遠くなった夏を想う今日この頃

 

こうやって僕たちは毎年、秋と夏の寒暖を忘れ去っては

季節ごとに新鮮な口調で「寒ぅ〜」とか「暑ぅ〜」とか

「ぅ〜今年あと2ヶ月やぁ」を繰り返し垂らしていくのだろうし、

還暦に亡くなるとしたら僕はあと31年垂れ続けるのかあと思っています

 

29年目の秋冷にもしっかり新鮮に声をあげている今秋の夜長、

突如、父から「お前これ、読め」と手渡された小説『コンビニ人間』、

同じコンビニで18年間アルバイトをする36歳未婚の主人公を通じて

「普通とはなにか?」を揺さぶられる、今話題の芥川賞受賞作

 

いったい父がどういう思惑で手渡してきたのかもう聞きはしませんが、

同じバイト先で12年間アルバイトをする29歳未婚の僕には

父から直接ぶたれるより、脳のゆれる読書体験となりました

 

父さん、ありがとうございました

チェケローです

 

 

 

 

『ボランチェア』のとき、満腹さんに「決めポーズを」とお願いしたら

おもむろに横をむき、あごにクリームパンを当てたりしはじめて、

僕には満腹さんを見てるほうがよっぽど、

「普通とはなにか?」を揺さぶられる気がしてなりませんが、

 

ここ最近の傾向によると、満腹さんはこの親指あご当てポーズに

どうやらハマっておられるような、ァーもうそんな不毛な解析はやめて、

先日行われた舞台「Small Town,Big city」の解析をしたいと思います

 

 

 

 

怒涛の二人芝居という新しい取り組みにより、

ダイチさん、Kさん、ボブさん、僕の4人のみの稽古場は

ただの仲良しの集まりのせいで〔おしゃべり7:3稽古〕の様相を呈しまして、

 

稽古場につくと誰かが買ってきたポテトチップスがあき、

それを口に運びながら、ゆうに1時間くらいは雑談に花が咲き散った頃、

「……んぁ始めよっか?」となる、秋雲の20倍ほどのびやかな稽古場でした

 

しかし、稽古が始まるとやはりそれは二人芝居、

息つく間もないセリフの応酬にぐっとお二人の集中力が高まり、

THE ROB CARLTONで見慣れたお二人の目新しい演技で稽古を重ねまして、

たいへんにエモい高槻市の夜をお届けすることができました

 

僕は直前にまさかの身内に不幸があり、本番を観ることができないという

ダブル不幸に見舞われまして深く肩と涙を落としておりますが、

ライングループに届くキャストのみなさんの充実感から

本番の素敵な雰囲気を感じることができました

 

共演者のみなさまはじめ、関係者のみなさま、何よりご覧頂いたみなさま、

誰が言ってんねんって感じですが、ほんとうにありがとうございました

 

 

 

 

観劇っていろんなことに余裕がないと楽しめませんし、

社会人は時間、フリーターはお金、さらに劇場に足をのばす心の余裕など、

チケットの相場からしても、観劇はじつに優雅なホビーだと僕は思っています

 

お客さんがいる以上、ただの発表会の場ではあってはいけませんし、

「舞台は生もの」とはよく言ったもので、いろんな意味で当たれば大きい、

(…うわぁ何これやばいもっと早く知りたかった…)と舌を巻くのか、

(ぶぉ〜居酒屋でお酒飲んだほうがよかったぁあォ)と舌を噛むのか、

 

観劇は往々にしてギャンブルだということは演劇をよく知る人にも、

また全然知らない人にも共感を呼ぶことと踏んでおりますが、

そういうことをがっちり肝に銘じたのは来年にひかえる舞台、

T-works#2『THE Negotiation』のチラシ撮影にお邪魔したときです

 

 

 

 

ボブさんが16F本公演後に作・演出する舞台『THE Negotiation』は

ホテルの一室を舞台に、訳して字のごとく『ザ・交渉』しあうお話で、

そのチラシ撮影が、京都リーガロイヤルホテルにておこなわれました

 

ホテルの雰囲気相まって重厚感があるチラシになるだろうなあということは

横で照明スタンドを支えていただけの僕にもすぐわかるぐらい、

突貫のセットには出せない厚みと説得力のある風景の中での撮影でした

 

THE ROB CARLTON 16F「SINGER-SONGWRITERS」のチラシにおいても

いつものごとく、信頼のヤマダヒカルさんのセンスに導かれまして、

(どんな意味が隠されているのだろう)とにらめっこしたくなるデザインで

シンプルでいて想像力をかきかてられる仕上がりとなっております

 

このデザインを見て劇場に来てくれた方が

最後、優雅な気持ちで拍手できる作品を僕たちは目指さないといけませんし、

「演劇」というマイノリティな文化に初めて足を踏み入れた人にも、

観終わるまでわからないこの文化のギャンブル性をよく知る人にも、

恥じない作品づくりが僕たちの責務だということを感じる運びとなりました

 

ただ、どれだけにらめっこしても

このデザインの意味が「5.7.5.7.7」であること以外わかっていない僕は

想像力のない恥ずべき人間ですごめんなさいお願いだれか教えて

 

 

 

 

焦げのようなところが何文字目なのか数えてみたり、

百人一首の16首目を見てみたり、国語教師の父に尋ねてみたり、

考えれば考えるほど深い森の奥に入っていくような、

最新の脳トレの本を読んでいるような、目の錯覚のやつを見ているような、

 

「なんか、いいですね!」という語彙力しか持たない僕は退場決定ですが、

この公演の予約があさって11/3(土・祝)から始まりますので、

ご来場のスケジュールがお決まりの方はぜひこちらからご予約くださいませ

 

さらに11月中のご予約で、名前入りのオリジナルチケットが手に入るという

当日、会場でなんかうれしい気持ちになる先行特典がありますので、

こちらもご利用いただければ僕たちは興奮の一途をたどります

 

宜しくをお願いを致します

 

 

 

 

何度見ても満腹さんの手の甲はクリームパンとしか言いようがありませんが、

本当に実物もクリームパンなのか、舞台上でも手の甲はクリームパンなのか、

そういった角度や独自の視点からも楽しんでほしい16F本公演

 

チラシのデザインについても、みなさん独自の解釈で楽しんでほしいですし、

たぶんやけど芸術ってそういうことやと思いますし、恥じることないですし、

僕も僕なりの解釈のなかでチラシのデザインに楽しもうと考えています

 

ただ、できたら答えも教えてほしいと、

そうヒカルさん宅の方角をむいて祈っている深秋の昼下がりですが、

ともかくも16F「SINGER-SONGWRITERS」まであと2か月半、

その稽古もついに来週から始まってまいります

 

暦もついに11月となりまして、秋は深まり、冬へ移りゆき、

インフル~的な文字が出まわるデンジャラスな頃合いとなりますので、

この森の奥みたいなブログに足を踏み入れたみなさんにおかれましては

どうか木枯らしに負けずごきげんなノーベンバーをお過ごしくださいませ

 

それでは、今夜も毛布におくるまりのうえ、暖かくしてお眠りください~

赤い靴下でよければ~かたっぽあげる~

 

 

 

 

THE ROB CARLTON おばあちゃん、元気でね! チェケロー

 

 

コメントをどうぞ