旅先でもらったレシートって捨てられない

 

 

 

 

 

 

 

パスタ

 

 

日を追うごとに雨に濡れるごとにだんだんと秋めいて、

夏に消えていったセミ、しししと鳴く虫、まどろむ夕暮れ、

何なら道に落ちてる犬のフンさえも秋のにほひがしそうな今日この頃

 

今年も半分を折り返したと言うとすごいスピードに感じますが、

一年前のブログを読み返してみるともうはるか昔のよう、

同時にユリイカ百貨店、ヨーロッパ企画、大田王に関わっていたなんて

そういう夢でした、って言われても疑いようのない去年の夏

 

今年もそのスピードで演劇に関わり続けていると

目先のことに追われていろいろと長い目で見られなくなるので、

ここはまったく違うことをするというグッドナイスな発想のもと、

岡山県に行った足で高知県に行くという夏をしました

 

下道で日本一暑い町、四万十市を目指し、道の駅を転々と、

綺麗な川に目を青くし、時間にとらわれずいい感じに息をぬきながら、

よって西土佐」というオシャレな道の駅についたとき、

喫煙所にいたおじさんが煙を吐きながら「パンクしよる」と言います

 

僕の車を見ると、僕よりはるかに息をぬいているタイヤの姿があり、

僕は道すがらぬいた息がすべて戻ってくる感じ、

あるいは、ぬいたもの以上の何かがぬけていく感じがしましたが、

 

僕がJAFに電話する横で、おじさんは独断で近くのモータースに電話し、

3分くらいでモータースのおじさんを呼び寄せ、応急処置してくれ、

30秒くらい行ったところにあるモータースに持ちこむと

30分くらいでパンク修理してくれて、料金はどういうわけか1,000円

 

修理後、まだ待ってくれていた神おじさんにお礼を伝えると

おじさんは「おォ!養生しいやァ!」と風天のごとく、

軽トラの扉をどかっ!!!としめて、ものすごい勢いで走り去っていきました

 

そういう夢でした、って言われても疑いようのない今年の夏です

チェケローです

 

 

 

 

神おじさんにカメラを向けるわけにもいかず、

申し訳ない気持ちいっぱいで撮った修理中の写真、

言った覚えないのに「急いでる?急いでるよね?急ぐね!待ってね!」と

めちゃくちゃ急いでくれるディーラーさんはただ陽気で、

 

旅行の記憶といえば、ほとんどのこの人たちの笑顔を思い出す、

なんだかまだ夏につままれている感じのする暮夏の候、

みなさんはお変わりなく養生しておりますでしょうか?ォ?

 

こうやって旅先で不思議な出会いをして、

ハプニングが一気に華やぐというのはある種、旅の醍醐味ですが、

同様に、人との出会いで思いがけない道に寄ることになるというのは

THE ROB CARLTONに入ったときにドカーンと感じている僕です

 

 

 

 

ほら穴に入ってみたらその中に楽園があった、みたいな、

楽園をすすんでいったらその裏側には獣がいっぱいいた、みたいな、

そういえば?あれ?出口どこ?、みたいな、

ブタイのラビリンスに迷い込んでおよそ9年ほどがたちました

 

9年という月日は、当然のように僕の身辺を大きく変えましたし、

それはかつての僕のブログをご覧いただいたら一目の瞭然、

年齢から何から(9年がたったんだなァ)と小さな息の出るこの頃

 

まもなくTHE ROB CARLTONは10周年をむかえ、

たくさんの思い出とともにその道のりを振り返ることができますが、

これからどんなダンジョンが続いているのか、また新たな挑戦となる、

ジェシカと素敵な大人たち」が、実はもう一ヶ月後と迫っております

 

 


ABCホールプロデュース公演第7弾
ABC Hall × THE ROB CARLTON

ジェシカと素敵な大人たち 

JESSICA

作・演出   村角太洋 

 

“ ジェシカは犬が飼いたい。ただそれだけの物語”

 

 

 

■ 出演

・THE ROB CARLTON
(村角ダイチ/満腹満/ボブ・マーサム)

隈本晃俊(未来探偵社)
春野恵子
下村和寿(劇団赤鬼/十三クラブ)
高阪勝之(男肉du Soleil)
田川徳子
古谷ちさ(空晴)
三原悠里(Cheeky☆Queens)

 

■ 公演日程

2019年10月 10日(木) 19:00〜
11日(金) 19:00〜
12日(土) 13:00〜/17:00〜
13(日) 14:00〜
14(月・祝) 14:00〜
全6公演

*開場は上記開演時間の30分前、
受付開始は開演の45分前より

■ 会場 

ABCホール

〒553-8503 大阪市福島区福島1丁目1番30号
*アクセス
阪神本線「福島駅」から徒歩5分
・JR東西線「新福島駅」から徒歩5分
・JR環状線「福島駅」から徒歩7分
・京阪中之島線「中之島駅」から徒歩7分

■ 料金

4,000円
(全席指定)

 

 

先日初めての読み合わせということで朝日放送社屋に集まり、

「4日で50ページも書いたよね」というボブさんの猛筆により完成した、

『ジェシカと素敵な大人たち』初稿をみんなで読み合わせました

 

よく見ると『ジェシカと素敵な大人たち』というのは邦題で、

原題は『JESSICA』という、結構よく伝わりづらい隠し設定があり、

こういった遊び心からもチラシのカラフルさからも、

これは濃厚な味付けがされている、ということだけは結構よく伝わります

 

濃い味付けほど、好き嫌いも濃厚に出る」というのは

誰からも聞いたことのない僕の薄味言葉ですが、

濃いメッセージを含んだ舞台公演もその例にもれないと僕は思っています

 

甘いストレートほど強く打ち返されるのは世の常、

圧倒的な球威、四隅をつくコントロール、意表をつく策略など、

あらゆる鋭さを兼ね備えていないと簡単に攻略されてしまうのが関の山

 

それに真っ向勝負ほど大いなる潔さが必要であることは

全盛期の藤川球児さんからも、4ヶ月待たされて痩せた福満卓也さんからも、

ぎっしりばっちりどっさり掴み取ることができます

 

 

 

 

こういう濃い味こそ、ボブさんの隠し味が光る『JESSICA』、

THE ROB CARLTONからはマンちゃんダイちゃんのお二人も出ますし、

まさに素敵な客演さんに囲まれた、まさに素敵な予感のする今公演

 

同じような予感を抱いてくれた方も、特にそうならない方も、

ぜひ一度、公演情報と10月のスケジュールをご確認いただいたうえ、

 

フルハウス」など本場を観直して気持ちを高めてもらうもよし、

天一に寄ってこってり味にお箸を沈めてもらうもよし、

今飼っているもしくは昔飼っていた犬に思い巡らせてもらうもよし、

大好きなおじいちゃんやおばあちゃんの肩を揉むもよし、

 

本当にただ犬が飼いたいジェシカをめぐるホームコメディを

みんなでシリアスにハートフルに作ってまいりますし、

このどこかノスタルジックな秋口にぴったりな『JESSICA』、

みなさんも親戚宅に顔を出す感覚で足を運んでもらえたらハッピー丸です

 

よろしくお願いいたします

(ABCホールでJESSICA!という方はこちらへ)

(箕面で紅葉の天ぷら!という方はこちらへどうぞ)

 

 

 

 

いやはや、こんなカラフルなダンジョンが待っているなんて、

長いことやっていると本当にどんなことがあるかわかりませんが、

僕はどうも一度昂ぶった気持ちにいつまでも腰をかけてしまう性質で、

 

高校で死ぬほど夢見たオレンジデイズが夢のままだった大学も、

親友に誘われダイチさんと出会い13年目になるバイト先も、

店先で衝動買いして全部で4つ持っているグレーの変な帽子も、

旅先でもらったなんてことないお土産のレシートも、

 

輝いて見えたあの瞬間を、いつまでも留めておきたい気持ちが

例にもれず、THE ROB CARLTONにもあって、

それまでの人生からパンクしたように穴に転がりこんできたけど

パンク修理してくれた人たちには骨を折ってでも恩返ししたい、

 

そんな存在がTHE ROB CARLTONであり、あのおじさんなんだろうなあと

道の駅で買ったゆずドレッシングのレシートを見ながら感じています

 

 

 

 

12F「THE WILSON FAMILY」の打ち上げで

満腹さんの頭を生尻で挟みこんでいる古藤さんとダイチさんの姿は

まあ、そんなに別に特筆することのない思い出ですということで、

 

なんやもう夕方になると雷と雨がうなり落ちてくる秋の入り口、

涼しくなった雨あがりに大きく伸びなんかすると

胸いっぱいにさみしげな秋風がそっと吹き込んでくるこの頃

 

季節はずれの蚊に気をつけて、布団に入ってくるねこにくるまって、

どうか心身ともに養生したセプテンバーをお過ごしいただき、

みなさん思い思いの秋を元気いっぱいにご堪能くださいませ

 

それでは、よいオータムを!

大人になっても大好きだよ!愛情たっぷりでマンプクプクプク!

 

 

 

 

 

 

THE ROB CARLTON   昔のレシートだいたい文字消えてる  チェケロー

 

 

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