大好きな人とはいられるときにいといた方がいい

 

 

 

 

 

 

 

ヤッ!

 

夜ふけの改札で男女が人肌を寄せあうこのシーズン、

いったいどうして彼らはしかるべき場所にむかわないのか、

素朴で下世話な疑問たちが、優しくまつげに憩う今日この頃

 

そんなこの世の中でもっともどうでもよい光景を、

別に見てませんよみたいな顔しながら全然見てたら

同じ顔をしたサラリーマンとばっちり目が合う深秋の侯、

みなさまいかがお過ごしですか?どうですか?ど?う?

 

今年もまた薫り始めたキンモクセイのにほひが

いつもよりも甘く寂しく感じてしまうのは、

そんな改札イチャコラカップルのせいでは毛ほどもなく、

先日閉幕した「ジェシカと素敵な大人たち」にもう会えないこと、

それに尽きるなあと、冬服を引っ張りだしながら考えています

 

ファミリーとして愛情を寄せ合ってくれたキャストの皆さま、

アメリカンホームを作りこんでくださったスタッフの皆さま、

このパーティーを快くプロデュースしてくださった

阿頼耶艦長、制作猪瀬さん、宮川さんはじめABCホールの皆さん、

 

あらゆるデザインを手がけてくれたヒカルさん、

あらゆる写真をハイカラに整えてくださった山田徳春さん、

あらゆる衣装で柔らかく包みこんでくれたなつきさん、

 

今回から僕のことを「拓ちゃん⭐︎」と呼び始めたムッシュさん、

「手伝わせてほしいッス!」と来てくれた僕の後輩田中くん、

 

何より楽しいファミリーのパーティにご参列くださった皆さま、

台風で道悪な中、駆けつけてくださった皆さま、

お越しのつもりが諸事情で来られなかった皆さまにも

本当にありがとうございましたの気持ちを伝えたいと思います

 

せーの!本当にありがとうございましたー!🥳🎉👏

チェケローです

 

 

 

 

このかけ声に、関係者各位が声をあわせてくれたと信じまして、

楽しかった公演の余韻は、いつも口にするのも惜しく、

ブログを打つ手もひときわ余熱にしびれてまして

本日は温めに温めたお礼の気持ちを指に筆を執っています

 

しかも、さらに今回はこれに加えて、

ボブさんお待ちかね・ラグビーW杯も行われていて、

日本代表が全勝でベスト8まで突き抜けた、という余韻も

山盛りに含まれている非常にスペシャルな期間でありました

 

W杯開催の3日前に会ったときにはもうボブさんは

普段着として日本代表のユニフォームを着ており、

オールバックにひげ、紅白のユニフォームで日傘をさしている、

きわめて最強な自分で、街中に立ち向かっておられました

 

さらに、家に帰って全試合を録画で楽しみたいがために、

帰宅時にはすべての結果が目耳にはいらぬよう、

足元だけを見ながら家路に立ち向かうボブさんにみんなで

「あ!今あそこに速報出てます!!!」などと知らせあった今公演は

そういうきわめてささやかな愛情に包まれていました

 

 

 

 

悠里ちゃんが楽屋のビールを買い足してくれてる感じとか、

古谷さんが稽古するページを逐一読みあげてくれる感じとか、

田川さんと高阪さんがメチャ綿密に打ち合わせてる様子とか、

 

みんなのことを心ごとハグしてくれたケイコ先生とか、

千秋楽で隈本さんのセリフに総立ちした瞬間とか、

暗転で目の見えない僕の手を優しく引いてくれた下村さんとか、

女性がいるのになぜか夫婦役をしたダイちゃんマンちゃんとか、

 

ABCホールプロデュースだからこそなしえた「ジェシカ〜」は

華やぎ、柔らかみ、品性、フレグランス的な香り、ぬくもり、楽屋が男女でわかれている感じ、僕の髪質を心配して静電気の出ないヘアブラシを差し入れてくれた方がいたこと、やすらぎ、満腹さんの鼻の下の伸び、目尻のしわ、腹の垂れ、僕たちが満腹さんをいじってるときの女性陣の引き、満腹さんも麻痺してて女性陣が引いていることに苦笑いしてる感じ、など、

我々に皆無な空気に満ちていたのはもう言い逃れできません

 

 

 

 

これまでの本当に汗くさい部室ノリというか、

稽古せずに満腹さんの恋愛模様をみんなで聞く時間とか、

みんなで満腹さんを殴り100倍の力で殴り返されている時間とか、

 

今までの「男しかいない」という下世話で素朴な空間から、

部活後、女子のいるクラスに戻ったときの日常感のような、

男女がそれぞれの音色を合わす合唱コンクールのような、

満腹さんが軽音部でボーカルしてたという泥沼の文化祭のような、

 

そんな男女のいる空間を自然と意識する公演であったことは

いつもよりちょっぴり稽古場で着飾る満腹さんからも

ありありとびしびしと読み取ることができました

 

 

↑ジェシカと素敵な大人たちのとき

 

↑平素

 

 

囚人よろしく、だるだるのマンちゃんは今回影もなく、

破顔する満腹さんやみなさんの横顔が印象的だった今公演、

 

なんだか新しいエリアに足を踏みこんだ気がするのはもちろん、

いつもお世話になっている高阪さんや隈本さんの顔があったこと、

そこに僕は底知れぬご恩を感じた公演にもなりました

 

どんな舞台であっても、どんな改札であっても、

男女が熱く肌を寄せるシーンに妙にヒヤッとしてしまうというのは

僕のあくまで個人的な感覚なのですが、

 

今回の公演を経て、いつもの「男しかいない空間」というのは、

日常のようであって非日常であることに強く気づかされましたし、

だいたい、兄弟と同級生で公私ともに寄り合っているなんて

どんな舞台よりもどんなBLよりも奇なることです

 

こういったごほうび的な公演はもちろん大事ですが、

スティング・オペレーション」のような旧友と寄る公演も

あくまで個人的に推奨していきたいと思いましたし、

 

あらゆる関係において、同じ無駄を大事にできること、

僕はこれが一番だと踏んでおりますので、

どんな公演を経ても、満腹さんをいじり、腕を絞られている、

そんなハイパー無駄な空間に僕はロマンを感じますし、

 

人に肌を寄せたい男No.1、満腹さんにおかれましては、

害だらけのタバコやパチンコで肉害さんになるのはやめて、

深い森林で深呼吸したり、道端のきのこに名前をつけてみたり、

肉益豊かなヒマンとしていつか嫁と肌を寄せ合ってください

 

このままじゃノーハニーでフィニッシュ!まんまんちゃん…😭

 

 

 

 

どこで釣りしてんのかわからない謎の風景と、

人の撮った良い太刀魚をネットにあげる満腹さんが

いつか肉で嫁を釣る日がきたらいいなあと祈っておりますが、

 

この長々と更新しなかった期間にため込んでいたことが

はたしてジェシカのことなのか、満腹さんのことなのか、

さっぱりよくわからない更新となってしまったことをお詫びして、

 

「ジェシカ〜」の楽しい日々を、

田川さんが楽しい動画をまとめてくださいまして、

何度も見返してハッピーな気持ちを取り戻しております最近、

 

この大沈黙の間にも「ボランチェア」の稽古が進行中でして、

難波に通う毎日から、来週いよいよ神保町へと向かってまいります

 

 

 

 

こちらもまたごほうびホームラン公演ということで、

東京で芸人さんとのコラボする僕たちの歓びや奮闘を観に

どうぞ軽やかな足どりで神保町花月にお越しくだされば万感です

 

さらには、11/22(ボランチェア初日)の昼には

新宿ルミネにて黒田さんスペシャルコントがあり、

ギャロップ林さん、堀川絵美さんにまじってボブさんも出演し、

ひとつコントを披露するということがあるそうですし、

 

12月には、去年にも出演させてもらった「テアトロコント」に

ありがたいことにまた出演させてもらうことになりましたので、

ぜひいずれかのイベントに足を寄せてもらえたら僕たち兆感です

 

「ボランチェア」詳細はこちら(こちらにどうぞ)から、

ご予約はこちら(こちらですどうぞ)から、

ヒカルさんのご協力を得てパンフレットも作りましたので、

こちらもひとつよろしくのほど、お願いを申し上げをいたします

 

 

 

 

どれだけ写真を撮ってもカメラ目線のダイチさんはさておき、

はてさて、もう書かなさすぎて何を書いているのか、

書きたいことがありすぎて書きたいことが散らかる秋の夜長、

 

「人肌恋しい」という言葉をよくわからないけど使ってしまう、

クリスマスにむかうイルミネーションなんかよりも

肌寄せカップルが断然まぶしい時期に差しかかっていますので、

 

どうぞ適量のアルコールを片手に、よく笑いよく食べる、

そんな心身ともにふくよかなノーベンバーをお過ごしくださいませ

 

それではみなさま、よい秋を!

金のハンドルで街を飛びまわれ!楽しむことにくぎづけ〜

 

 

 

 

 

 

THE ROB CARLTON    東京って行くだけで楽しい チェケロー

 

 

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