特別な一日より何気ない日常ほど懐かしい

 

 

 

 

 

ピーマン

 

 

レベル100であった今夏もついに翳りをみせ、

日は短く傾き、街ゆく袖も長く伸びてゆくのかと思いきや、

レベル1000の台風がきて季節感もろとも吹きとばしていった今日この頃

 

読んで字のごとく風が暴れ、街がうねり、屋根が吹きとび、

(本気の暴風警報って、学校がなくなるだけじゃないんやなあ)という

これまでのゆとりまみれの解釈をも頭から吹きとばしていきましたが、

みなさんはお変わりなくお過ごしのことでしょうか?どうでしょうか?

 

ありがたいことに黒田たもつプレゼンツ「ボランチェア」は

おかげさまで何にも吹きとばれることなく、むしろお天気に恵まれて、

平穏かつ無事に全5ステージの幕をおろすことができました

 

僕なんかをスタッフにしてくださったメッセンジャー黒田さんはじめ、

仲良く接してくださった菩薩の関係者のみなさま、

何よりご多忙の中、劇場へお越しになりご覧いただいたみなさまに

本当にありがとうございましたという気持ちを送りたいです

 

本当にありがとうございました

チェケローです

 

 

 

 

THE ROB CARLTONから3人が出演していたのに加えて、

宣伝美術/ヒカルさん、舞台美術/くりさん、衣装/ナツキさん、と

自分たちの本公演におう顔ぶれが、HEPHALLの楽屋にあった今公演

 

僕もボブさんダイチさん満腹さんと難波に通い、

初めてのことにわくわくどきどき、にこにこふわふわ、

通用口から吉本の社内に入るときの関係者感を満喫させてもらい、

スーパーオノボリサンスタイルで難波の街を歩くことができました

 

終電を逃した日には難波〜梅田まで始発電車をめざして歩くということをし、

ほろよいスタイルで普段は撮らない難波のランドマーク前や、

香川のマニフレックス前でカメラのシャッターを鳴らしました

 

 

 

 

しかし、あまりにもふわふわしすぎたせいか、

本番当日、僕はセブンイレブンとドンキホーテへ買い出しに行った際、

劇場に戻ったらなぜか手にセブンイレブンの袋しか持っておらず、

いっしょに持ってたはずのドンキホーテの袋がありません

 

ちょっともうなんで持っていないのか、さっぱりわからないので、

(うーん?ドンキホーテのレジに置き忘れた??)と急ぎ戻って訊くと

「……持っていかれましたよ?」と真顔で言われました

 

先ほどの店、劇場の隅、そんなとこにあるはずもないのに、

人に話すだけ話し、探すだけ探したあげく、

同じものをワンモア買いに行った僕の脳みそないし手先は

若年性の腐敗みたいなことがはじまっていても疑問ゼロです

 

 

 

 

いやあこれはちょっとなにかを我慢する生活をして、

自分を引き締めていかないとあかんなあと思い、

(よし今日から一週間、禁酒してみよう!)と昨日、決意しました

 

早朝に起き、公演終わりでだるさ5,000倍のバイトをして、

次にはじまる稽古のために京都芸術センターで稽古場をおさえ、

帰り道にやってたネズミ捕りに気づいてしっかり一旦停止をキメました

 

この調子をキープして、けっして気は抜かず、

家に帰ったら牛乳をのみ読書でもしようと思いながら信号待ちで

ふいにポケットに手をあてると、あれ?ガラケーがありません

 

え、なんでポケットに入ってないのか、さっぱりわからないので、

(うーん?芸術センターに置き忘れた??)と急ぎ戻って訊くと、

「……それは届いてないですね」と真顔で言われました

 

バイト先にも、ネズミ捕りにも、記憶に足をとられて、

夕暮れのうす暗い道路の隅をゆっくりたどっていったあげく、

信号待ちしてたすぐ手前で粉々ガラケーが横たわっていまして、

欲しいものなどもう何もない、家についてすぐに酒を飲みました

 

ありがとうございました

 

 

 

 

中身を移行しながらかれこれ10年以上連れ添ったガラケーの最期が

自殺とも殺人ともとれる交通事故というのはいささか哀しすぎて、

まだドコモショップへは行かず、ご遺体はしばらく自室に寝かす方針ですが、

 

はてさて、もう後ろばかり向いてられないので、今日は前向きに、

たまりにたまった出演情報を一気にしたためていこうと思います

よければ手にとってご覧くださいませ

 

 


▼ボブ・マーサム出演

橋田ゆういちろうのカンパニー其の六「ちー茶ん

 

 

 

まずはもう来週、過去には満腹さんダイチさんも出演したこちら、

橋田ゆういちろうのカンパニー其の六「ちー茶ん」に、ボブが出演します

 

「ハナクソコント」と銘打たれているのは

ハナクソのようにバカバカしいコントを、優れた役者たちがやるという

眉間へのしわや腕組みなどがいっさい不要のお芝居のことです

 

けっして「ハナクソをほじりながら作っているということではない」こと、

劇場ではじめて腑に落ちるその「ハナクソ」さというものを味わいに、

大阪はcommon cafeに足をお運びになってみてくださいませ

 

 

▼満腹満太郎出演

StarMachineProject scene1「Heimat-ハイマート-

 

 

 

以前にもお伝えしましたが、満腹さん肝入りのこのお芝居、

先週の「ボランチェア」と同じくHEPHALLであるためと思いますが、

満腹さんがせっせとチラシをみんなに渡して

宣伝用の写真撮らせてくださいブウ」と見たことのないことをしていました

 

よほど満腹さんが大阪でみなさんによくしてもらっているのだろうと、

「この公演では満腹さんは何をするんですか?」とインタビューしたところ、

「えっ?おれ?おれもよくわかってへんねんブヒヒ」と破顔されていた満腹さん

 

凝られた映像と、大阪での愛され度が身体に映された満腹さんの姿も含めて、

「ノスタルジックでリズミカルな映像投影パフォーマンス」をお楽しみ下さい

 

 

▼村角ダイチ/ボブ・マーサム出演

「Small Town, Big City〜大阪でひろった4つの小石〜」

 

 

 

こちらは関西で活動する4人の作家さんが

20分ずつの大阪にまつわる作品をオムニバス形式で上演する作品、

ボブさんは北摂(大阪北部)を舞台に、

Kさん(男肉 du Soleil)とダイチさんの二人芝居を書いたということです

 

「大田王2018」にてご一緒した後藤ひろひとさんの作品には

久保田さん、隈本さんもご出演でとても楽しみなこのイベント、

 

「二人芝居」というめったに作ることのない作品で、

ボブさんがめったに使わない関西弁のお芝居となっておりますので、

後藤ひろひとさん、岡部尚子さん、わかぎゑふさんの素敵な作品とあわせて

京都から電車で通う僕たちが、必死にもがく姿をぜひ見届けにきてください

 

 

 

▼THE ROB CARLTON出演

Burlesque du Port〜Le Dîners Spectacle 〜

 

 

 

もうタイトルと写真からでは、さっぱり何のこっちゃかと思いますが、

こちらは以前も出演させてもらったバーレスクイベントで、

生歌ライブ、ベリーダンス、ドラアッグクイーンなど

僕たちもときおり目線に惑う、そんなアダルトなイベントに出演いたします

 

こうやって説明してもピンとこない方も多いと思いますが、

ポールダンスMECAVさんや古川真穂さんの演目で心打たれたあとで、

もしご興味があれば僕たちの「コメディ芝居」という演目で

(場違いなんじゃないか感)をいっしょに楽しんでいただけたら嬉しいです

 

なにとぞ、よろしくをお願いをいたします

 

 

 

 

 

いやあ、いろんな出演情報をお伝えできるのは嬉しいですし、

まだまだお伝えしないといけないことがたくさんあるんですが、

宣伝の部分を軽く飛ばし読みをした人がいたら

[Good]におでこをつけてもらえたらということだけはお伝えしておきます

 

ただ、僕が冒頭で意味わからんまさよしトークをしてしまったせいで、

もうここまでついてきてくださっている人がいるかすら不安なので、

今日はここまでにして、ちょっとガラケーに線香でもあげてきます

 

それでは、みなさんも頭ふわふわする秋の陽気に気をつけて、

ごきげんなオクトーバーをお迎えください!

adiós!Tschüss!sayonara!

 

 

 

 

 

 

THE ROB CARLTON   これ以上なにを失えば心は許されるの   チェケロー

 

 

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