ピピピピカソ
なんだかしとしと、稽古場にむかうお足元を邪魔する雨がふり、
冬への階段をずんずんおりている感じのする今日この頃
暖をとるためにいつも立ち寄るコンビニでは
おでんのだしのよいにほひが漂い、東南アジア系の女性店員さん3人が
(観光客かな?)ってレベルの音量でわはわは談笑しています
謎の言語と笑い声が大音量で飛び交う中、レジの列に並んでいると、
前の人が「53番」と注文したタバコを店員さんが52番と取り間違えて、
男性があわてて止めると店員さんは目を見開き、
「アハハハ!わたしのミスですハハハ!」と笑い飛ばしていました
その爆音で僕に気づいた別の店員さんもレジに駆けてきて
「隣のレジどうぞ〜」って言おうとしたのか、どういうことなのか、
『何番デスカ〜』と言いながら隣のレジに誘導してきて、
『ナハハハ!今わたし『何番デスカ〜』ってなんでナハハハハh
年も末だなあと思いました
チェケローです
もうそれはぜったいにあなたのミスですということ、
接客の最後にかならず『オオキニ〜』と言ってくる感じが
日本慣れしててちょっとそれがマイナスだという判定をしたとしても、
たいへん異国情緒にあふれ、どこか浮き足立つコンビニでした
それとはまったく対象的な、16F「SINGER-SONGWRITERS」は
たいへん自国情緒にあふれ、どこか浮世ばなれした古都が舞台で、
(なにしてんの)としか言いようのない世界が広がっております
その稽古場で満腹さんはどこで習得してきたのか、
「二分の一」のことを「ニブイチ〜」という聞いたことのない略し方をされ、
なにかに小慣れてて大減点だということだけはお伝えしておきますが、
「古都」というテーマにふさわしい衣装や舞台を作っていただきまして、
16F「SINGER-SONGWRITERS」はおかげさまで
たいへんな雅さをまとった、をかしな舞台が整ったのではないかと
僕は垂れた目を見開き、気持ちを高ぶらせております
盟友、高阪さんのよき声に秘められた確かな安心感も、
兄貴、中川さんの経験豊富なテクニックやアドバイスも、
謎の人、モロちゃんの若さの中にキラリと光る存在感も、
いつもわたしたちの舞台を彩ってくださる役者のみなさん、
ボブの脳内を組み立ててくださるスタッフのみなさんには感謝御礼です
そして、今回、いつもと違うことを言えばこれ、
結成8年目にして少し本腰をいれて公演パンフレットを作りました
大事なことなのでもう一度言います
結成8年目にして少し本腰をいれて公演パンフレットを作りました
みんなで寺へ行き撮影をしたり、公演にまつわる文章を書いたり、
お読みいただければさらに公演のことが詳しくわかるという、
16F公演記念、思い出にたいへんよい一冊となっていると思いますので、
ぜひお越しの際には手にとってご覧くださいませ
THE ROB CARLTON magazine / First issue
「LOBBY」創刊号
この表紙をみたとき、真っ先に、
私たちのメンバー構成をよくご存知の方も、またご存知でない方も、
「…ん?2人はなぜ?」という素朴さが頭によぎることと思います
やはり5人であるからこそやってこれた、といういらない熱さも込めて、
お寺さんのお堂にて撮らせてもらった5人の記念表紙となっており、
「LOBBY」は今後も公演のたびに発行していこうと思っておりますので、
ぜひ公演前でも、公演後にでもご購入いただければ私たち感涙です
ゲストの方々にも一筆書いていただいたりしましたので、
どうか物販をふらりとのぞいていただけたら幸いです
現在、チケットは12/16 13:00〜のチケットが少なくなっておりますので、
ご検討中の方はお急ぎを、無検討中の方は無視してくださいませ
よろしくお願いいたします
本日で稽古は終了、明日より小屋入りとなり、
またみなさんにお会いできる日が近づいてまいりました
和歌に込められるのは往々にして季節のうつろいや恋のこと、
春には芽が「萌え」、夏は太陽が「燃え」、
秋に葉が紅く「燃え」、冬は火が「燃える」、
恋や情念も気持ちが「燃えあがる」という意味合いを込めたのが、
今回のフライヤーデザインだそうですということだけお伝えして、
これをおやすみの言葉とかえさせていただきます
今夜もお布団に深くもぐるなどして、暖かくしてお眠りのうえ、
よい夢を見て、よい朝をお迎えくださいませ
グッドナイト!
THE ROB CARLTON お店出るまでずっと笑ってて困りました チェケロー